AR First Step Conference に行ってきた。

セカイカメラを代表とするAR(拡張現実)。常に未来の技術として注目されてきたそんなAR分野で、KDDIがカンファレンスを主催するとのことなので参加してきましたよー。

 


 

本編は上記でアーカイブご覧いただくとして、本稿ではカンファレンスにブース出展していたものを中心にまとめます。AR開発経験があるので、発表されたSATCHとAR自体については別の機会に記事をあげます。

まずはARのデバイスとして注目されているKinectから

 TryLive Clothes

 

 

服を購入する際、AR上で試着できるというもの。ヨーロッパではすでに実店舗にも導入されているんだとか。

 

 

 

てのりん

 

画像認識技術を利用して、てのひらで初音ミクを始めとするARキャラクターが動き回るコンテンツ。

 

リアルと非常に近いARならでは、地域振興策のひとつとしてAR活用アプリが結構ありました。

氷見でござるの巻

富山県氷見市が、同市を生まれ故郷にもつ漫画家:藤子不二雄A氏とコラボしたARアプリ。ゴールを設定し、いくつかのポイントを通過するとお供となるキャラクターが増えて行き、ゴールにたどり着くと獲得したキャラクターと記念撮影ができるというもの。ゲーミフィケーション性もあって興味深い。

 

釧路市

世界三大夕日といわれる釧路市の夕日。この夕日の美しく見える撮影ポイントを案内してくれるARアプリが「世界三大夕日」だ。橋の欄干にある橋のネームプレートをマーカーとしてARを現出させているのだそう。

もう1つは釧路の新鮮な魚介類が集まる和商市場を紹介するARアプリ「釧路和商市場」。釧路工業高等専門学校による作品で、釧路和商市場アプリではチラシにカメラを向けると、市場の名物「勝手丼」クーポンが画面上に表示される。これくらいのアプリだと1日程度で開発できるのがSATCHの特徴らしいので後日レポートしてみる。

 

個人的にもっとも面白かったのがKDDIがルイ・ヴィトンと共同で実施している「LOUIS VUITTON CIRCUS in collaboration with au」

ルイ・ヴィトン店頭に設置されたARマーカーを読み込むと、イメージキャラクターである象が現れ、店内にユーザーを誘う。その後、店内にあるカードを入手して、再びカメラを向けるとWebサイトで見るためのパスワードが現れる。サーカス会場(Webサイト→http://louisvuittoncircus.jp/)にいるネズミをクリックして光った後にパスワードを入力すると、メッセージを見られるらしい。

このAR〜現実〜WEBのシナジーを見事に効かせたゲーミフィケーションをルイヴィトンが実践しているところが素晴らしい。

 

 

【所感】
個人的にはこのカンファレンスに参加してもまだARが始まっているとは思えていない。しかし今回のsatchの発表により多くの開発者たちがARを作成するようになればARの新しい定義が産まれてくるのかもしれないと実感した。特にLOUIS VUITTON CIRCUS in collaboration with auはそのゲーミフィケーション性、O2Oとしてのマーケティング,デザイン全てにとって高いレベルで実現しており、未来を感じたといえる。またARを開発したくなってきた。